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あなたの中の伊藤麻希

by Love in Qushu

あなたにとってヒーローって何だろう。
誰にだってヒーローっていると思う。それはたいていは、自分を救ってくれる者。落ち込んでいる自分を救ってくれる者。迷っている自分を救ってくれる者。つまらない日常を忘れさせてくれる者。

でも。そんな人は身近にはいない。遠くにいる。というより、遠くにいるからこそヒーローになるというか、勝手に自分を重ね合わせられる。サッカーとかそうだ。週末の試合で鬱憤を晴らすかのようなゴールを決めてくれる。そのとき、人は日常を忘れることができる。ヒーローとはそういうものだ。

ただ、ヒーローの条件って、実は、完璧な人間ではなかったりする。むしろ普段はダメな人の方がヒーローになれる。普段はダメだけれど何かが起こると豹変して突然ヒーローになる。スーパーマンだってそうだ。普段はダメダメだ。だからこそヒーローになれるのだと思う。ヒーローだってあなたと同じ、ダメダメだよ。でも、あるとき突然ヒーローになれるんだよ。だからあなただってなれるんだよ。
※ちなみにそんなヒーロー像を持つ私は、アプガの「マーブルヒーロー」が何より大好きだ。アイドル曲で好きな曲3つ挙げろといわれたら必ず入れる。

伊藤麻希、いや、伊藤ちゃんはヒーローだと思う(私は仕事ではメンバーを名字でさんづけするけれど、伊藤ちゃんだけは伊藤ちゃんと呼ぶ)。
たぶんだけれど彼女はコンプレックスの塊だと思う。私はこれがダメ、これができない。でも、これがダメと思っているということは逆に言えば「これができるようにならなきゃ」という明確な目標を持っている証、である。コンプレックスはすなわち、自分の弱点を把握しているということである。その弱点をどうするか。別に克服する必要はないし、別の長所を伸ばすというやり方もあるんだけれど、伊藤ちゃんはコンプレックスを武器にすらしていると思う。コンプレックスも突き抜けていれば武器になる。だって、人と違うという点で個性なのだから。

自分とぶつかって、いや、戦っている。戦うことで、必ず強くなる。トレーニングをすれば絶対にその箇所は強くなる。

伊藤ちゃんがなぜプロレスの世界に飛び込んだのかはわからない。思えば微熱JOSHIでプロレスと若干の縁はあったかもしれないけれど、プロレスをやりたい、ということではなかったはずだ。自ら望んで飛び込んだ世界ではなかったのではないか。

ただ。これがハマった。元々単身で乗り込んで広めることを何よりの存在意義だと感じていただけに、このドアウェイの世界が彼女にはハマった。しかもトレーニングで頑張れば頑張った分だけ筋肉がついて強くなる。これほどわかりやすい指標はない。個人的には伊藤ちゃんこそ「自分の再開発」を先取りしていた存在だと思う。

つまり。伊藤ちゃんは戦い続けているのだ。いや、誰だって日々戦いなのだけれど、伊藤ちゃんはより目指すものが高いから、もがいている感じなのだ。まだだ、もっともっと。頑張らなきゃ。

だから、宣伝部長としてLinQやプロレスのチケットを売りまくっているのはまさに彼女にピッタリだと思う。頑張れば頑張った分だけ販売枚数という明確な結果が返ってくる。しかも路上ライブとか、新しい世界に飛び込んで得られた結果なら、それは広まった証でもある。これほど手応えを感じられるものはないだろう。

この世は結果を残した者勝ちである。その点では実は今、LinQの主導権を握っているのは伊藤ちゃんだったりする。結果を出しているのだから。もっとも、結果を出したからセンターで、と言われても伊藤ちゃんは「いやいやいやいや」と断りそうな気もする。いや、そこは遠慮なくセンターに就くかな(笑)。

ただ、誰よりも先に自分の再開発をしてきた伊藤ちゃんからすれば、今回の再開発ってプロレスデビューを乗り越えてきた伊藤ちゃんにとっては乗り越えられる自信が誰よりもあると思う。私は他の誰よりも戦ってきたんだよ、と。私は前に、今回の再開発は芸能界=東京で生き残るための戦いだと書いたけれど、伊藤ちゃんは既に東京で、かつプロレスという世界で戦って結果も残しているのだから、一番強いのだ。サッカーで言えば海外組みたいなものだ。

しかもプロレスは事実上一人での戦いである。しかも360度ステージだから周りから見られている。隠れる場所がない。東京でも、そしてリングでも、孤独の戦いを続けているのだ。

そんな戦いを続けていたからこそ、伊藤ちゃんの出番が来たのだ。誰よりも強い体になって強い心になった伊藤ちゃんの出番が来たのだ。

あなただって戦っていると思う。誰々と比べてまだまだだなあと思っていても、誰々を超えたいからそう思っている。戦いなんておおげさなものではなくても、「もっといい暮らししたい」とか「もっと仕事が楽になりたい」とか、理想はあるはずだ。理想があるから現実とのギャップに悩む。悩むということは戦っているということだ。目標なり、理想があるから戦いになる。戦えばいつか必ず結果はついてくる。努力は報われる。いつかきっと、あなたの出番が来る。

誰だって、伊藤麻希なのだ。誰だって、自分の中に伊藤麻希がいるのだ。

私は初めて転職して、縁もゆかりもない北海道で日々過ごしている。ドアウェイで戦っている。だって、理想があるから。

それが私の中の伊藤麻希だ。そう、私だって、伊藤麻希だ。伊藤リスペクト軍団だ。あ、それはさすがに入れさせてもらえないかな(笑)



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