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2017年のLinQという答え

by Love in Qushu

まず、これを読んでいただいている皆さんにお聞きします。
皆さんは今、幸せですか?

2017年はまさにこれにつきるのではと思います。私自身、3月から北海道に移住し、7月以降は年末大感謝祭まで全くLinQやトキヲイキルを見ていない、という状況なのですが、そんな中で感じたことを4年連続で書かせていただきます。

一年前の今頃を皆さんは覚えているでしょうか。直前に突然発表された「解体・再開発プロジェクト」で、当時はファンの皆さんもメンバーも大混乱に陥っていたわけです。一年後の今の姿なんか全く予想できなかった。こうして無事に年末大感謝祭を迎えられた、というのが今の現在地なのでしょう。

今年のLinQを簡単に振り返ると、2月に「負けないぞ」のリリース、5月には福岡市民会館と中野サンプラザ公演、8月に卒業公演、そしてIQプロジェクト立ち上げに伴い新生LinQとトキヲイキル結成、その後新生LinQは47公演完走、トキヲイキルは初舞台…

新生LinQとトキヲイキルを生み出した解体・再開発プロジェクトとは一体何だったのか。2017年はそれに尽きるのではと思います。

年が明けて1月は、次々と上がる再開発動画にLinQを取り巻く全体が混乱に陥ったというか…「これ、どういうこと?」みたいな「????」で埋め尽くされていました。それがいち早く解消に向かったのがメンバーだったのですが、今のメンバーの思いと動画のアップされるタイミングにタイムラグがあったことも混乱に拍車をかけました。正直、編集方法もよくなかった。その結果、メンバーの思いとファンの思いにさらにズレが生まれ…

私自身、1月はほぼ半分を福岡で過ごしていたのでこのときの空気はとてもわかるのですが、1月はそんな一ヶ月でした。ただ、次第にメンバーもファンの方もここに思い至ったんですよね。「今を頑張るしかない」と。ミッション公演とか、完売ではなく8割で成功とか、よくわからない再開発プロジェクトだけど、先が見えている、決まっているのは福岡市民会館と中野サンプラザ公演だけ。だったらそこに向けて頑張るしかなかろ?メンバーはレッスンと公演を、そしてファンの方は応援を頑張ったわけです。結果がどうなるかわからないけれど、今は頑張るしかないんだ!

そうして福岡市民会館と中野サンプラザを迎え、結果的に成功と判断(ギリギリだったそうですが)され、IQプロジェクトが発足することになったわけです。

2月に私はこんなブログを書いてますが、この頃の再開発プロジェクト、そしてIQプロジェクトに対する考察はこのようなものでした。

2017年12月の今、この状況を改めて考えてみて、IQプロジェクトのスキームは何か、というと、持ち株会社「IQホールディングス発足」という感じだと思います。LinQの持っていたパワーだったりポテンシャルをもっと広げるために、LinQの上位組織として持ち株会社を作ってそこにLinQから派生したグループをぶら下げた、と。そうすることで、メンバーの個性をより発揮しやすい環境にシフトさせた。LinQだったら100だったものを各グループに例えば50、30、20みたいに振り分けて、それぞれを100にさせるようにしたというか。正直に言えば、1月時点に話を伺った中で描いた私の構想と今の状況はだいたい一致しています。「こんなはずじゃなかった」ということはないです。

より発揮しやすい環境と簡単に書きましたけれど、発揮しやすいというのは、運営サイド、ファンの方、そして何よりメンバー、それぞれ思いが異なることもあるわけです(一致しているケースもありますが)。そのズレが大きいと不満になったりもしますが。

その思いが異なっているか、異なっていないかのバロメーターが何より、あなたが幸せなのかどうか、です。だから冒頭でお聞きしました。

年末大感謝祭はIQプロジェクトのグループが一堂に会した、ホールディングスの株主総会という感じでした。久しぶりにベストホールに入って最初に目に入ったのは、各グループごとに分かれた物販ブース。それはまるでいろんな企業が出展する展示会のよう。物販も、各グループに分かれ、そして各グループのスタッフが告知をし…それは今までのベストホールとはまた違った光景でした。トキヲイキルのスタッフさんは売り方が本当にうまくて。それは今までのベストホールにはなかった光景でしたし、いわばグループ間で切磋琢磨している、そんな構図にもなっていた気はします。個人的に面食らったのは、ベストホール内での通貨だったLinQコインが、基本的にLinQにしか使えなくなっていたこと。そりゃLinQコインだからそうなのですが、ベストホールでの通貨ではもうなくなっていたわけです。もうベストホールはLinQのものではなくIQのもの、なんですね。

IQプロジェクトの総会が、ベストホールではなくもっと大きな会場で開催されるようになったら、IQプロジェクトとしては成功といえるのかもしれません。IQプロジェクトが一堂に会すのはこれからはもう年末大感謝祭だけなのかもしれないけれど、いわば同窓会みたいになればいいなあ、と思います。

IQプロジェクトの各グループについてはどうだったでしょうか。
その前に、再開発プロジェクトの結果LinQを離れることになったメンバーたち。彼女たちが幸せなのかどうかは知る術がありません。ただ、ご本人で選んだ道ですし、今は大変かもしれないけれど、きっと、一人の社会人として、女性として、LinQでは手に入らない、また違った幸せを手に入れることができると思います。

そして、再開発プロジェクトとは関係はないですが、CHiSEMiKUはIQプロジェクト所属となったことでより仕事がしやすくなったのかな…と思います。1月5日のMASH UPみたいに、CHiSEMiKUの旗の下に福岡のいろんなアイドルグループだったりアーティストが集まってくる。そういう存在になる気がします。年末大感謝祭で改めて思ったのですが、引っ張ったり、手助けしたり、というのはこの二人は本当にうまいんですよね。メディアの仕事を多くされているというのもあるのでしょうね。

個人的には智聖さんもみくさんも、いわばLinQとは離れた存在になっていた気がしたのですが、IQプロジェクトの一員になったことでまた近くなったというか、それこそ年末大感謝祭でLinQ曲をまた披露できたというのはとても大きかったと思うんですね。ドリームモーニング娘。に近いのかもしれません。

同じく再開発プロジェクトとは関係のないBudLaBは、これまでもそれほど見ていないのですが、年末大感謝祭で見たBudLaBは今までとは全然違って見えて。ベストホールで定期公演が増えている影響なんですかね。場数を踏んだことで堂々としていたというか。バドラバーの皆さんはきっと幸せなのではないでしょうか。2ndシングルの発売も決まりましたしね!

トキヲイキルは、昨日のイベントでじっくり見ましたが、とても勢いがありますね。カレンダーの制作等、大庭ちゃんのプロデュース能力はますます開花していますし、ももちゃんはその天性のダンスが、トキヲイキルの世界観ととてもマッチしている印象でした。きしまゆちゃんは座長になったのが大きかったのか、なんか吹っ切れていた印象です。LinQの中ではなかなか演じるのが難しかった岸田麻佑という人間に、今はとてもナチュラルに演じられている。そんな印象でした。昨日の物販の様子とか見ていて、なーんか女子力がさらに上がっていたんだよなあ(笑)。なんか、その姿見ているだけでも幸せな気持ちでした。原さんは言うまでもないです(笑)。ますます凛々しく、見目麗しくなってらして。

伊藤ちゃんは、LinQの伊藤麻希でいたかったんだろうなとは思うんです。でも、今はゼロから立ち上げるトキヲイキルというリングにものすごく闘志を燃やしていて。伊藤ちゃんは切り開くことができる人なんですよね。今まではLinQをぶっ壊す存在だったけれど、トキヲイキルはできたばかりで壊しようがないので、でも、だからこそというか、対象が既成概念に移ったというか、世間一般に移ったというか。もっと広いステージで戦っているというか。「お前らー」のお前らが、LinQファンやアイドルファンではなくなっているんですよ。ある意味世間一般に向かって「お前らー」って叫んでいるんですよ。

なんでそうなったのか。自信がついたんですよね。じゃあなんで自信がついたのか。けっこうシンプルなことだと思うんです。それは、「トレーニングをすれば必ず力がつく」ということ。腹筋の回数が増えれば増えるほど、自分には筋肉となる。力がつく。パンチの力がアップする。力が足りなければトレーニングすればいい。これを身をもって学んだんじゃないかなと。

なんとなく、なんですけれど、今まではただ叫んでいただけだったのが、自信を超えて確信で叫んでいるんですよ。だから、ものすごく響くんですよね。正直彼女のツイッター見ているだけで元気になりますもの。言葉にも力がついているんですよね。って、こんなに伊藤ちゃんで長くなるとは思わなかった(笑)。でも、私にとってはそういう存在です。

宙愛ちゃんは、Stereo Fukuokaは個人的に好きだったので何回かは見ていますが、メンバー個々まではそれほど覚えていなかったので(曲と、ヲタの持つ旗が何より印象的なので)。ただ、活動休止になったStereo Fukuokaから加入したというのは、ある意味IQプロジェクトはそういう受け皿というか、他のグループで活動していた人を呼べる(引き抜きとかではなく)存在になっているのかなあとも思いました。これは実情は存じませんが、LinQの千紗ちゃんもそうですね。

ただ、宙愛ちゃんの振りはあきらかに少し違うんですよね。LinQ出身メンバーはある意味LinQの振りが体の奥まで染みついているけれど、宙愛ちゃんはまた違った動きをする。そういうのが新しい化学反応を生み出すかもしれないなあ、と。しかも他のメンバーと世代も少し異なるし。トキヲイキルはこれからが楽しみですね。

トキヲイキル自体の話をすると、ある意味(でもないのかな)タタカッテシネの要素を九州に持ち込んだというか。スタッフさんがそうなのですから。単にLinQを解体しただけではなく舞台という新しい要素を加えられた。これはとても大きいのではと思います。いろんな活動ができる、選択肢がある、ということでもありますし、芸能を人材派遣と考えれば、いろんなことができる人がいた方がいいわけですからね。そしてまた、アイドルから芝居の道に進む人はたくさんいますし。

トキヲイキルのファンの方は、もうステージで輝く推しの姿を見られなくなると思っていたはずです。でも、今こうしてまた推しを追いかけることができる。しかも、舞台だったり活動の幅はどんどん広がっている。そして、ちゃんと会って話せる。失うと覚悟していたものが、今もこうしてある、というのは何より幸せなことだと思います。私も、トキヲイキルのファンの人たちとこうして会ってお話しして、ライブの感想やこれからのことを語りながら飲めるとは思っていなかったです。トキヲイキルのファンの方は、きっと幸せなのではないでしょうか。
※あとトキヲイキルで一言言うと、少し話はそれますが、メンバーの生誕イベントや年賀状のFC先行購入特典が、LinQのFC会員のみというのはあきらかにいびつな構造です。

LinQKIDSの存在も個人的にはとても大きいと思いました。簡単に言うと中高一貫どころではなく、幼稚園、小・中学校、高校、そして大学まで一貫している慶応みたいなものです。いろんな年齢の人がどこかしら活動できる場がある、というのはとても大きいと思います。これも受け皿、です。「私もIQに入りたい」と思ったときに「でも○才以上からか」であきらめなくていいわけですから。いろんなご当地アイドルグループがいますけれど、キッズまでいるグループってなかなかないと思います。「私もLinQKIDSに入ってLinQの曲を歌いたい」と夢を見る子供たちが増えてくれたらいいなあって思います。

ここちゃんはどうしているのかさっぱりわかりません。でも、待つ時間が長ければ長い分、「満を持して」の登場になるのではと思います。ここちゃんのファンの方は今は幸せではないと思います。

なっちゃんについては昨日のブログで書きましたので…。でも、ファンの方にとっては年の最後にステージに立つ姿を見られて、そして物販で話もできたので、少しは報われた思いかもしれません。来年の復活が待ち遠しいです。


さて、LinQです。一昨日の年末大感謝祭でしか見ていないのであらかじめご了承ください。
再開発後の新生LinQは、引き算だったり否定からのスタートだったのではと思います。単純のメンバーが減ったということ。定期公演がなくなったこと。物販時間が短くなり、かつサインだけになったこと(これはかつてのツアーでもそうだったので今回のツアーだけかもしれませんが、でも年末大感謝祭は1000円のA4ポトレにサインだけだったので昔みたいにはならないのかも)。抜けたメンバーに伴ってファンが減ったこと。

でも、LinQはLinQなので歌うのはLinQ曲。新生になったからといって新生LinQの新曲もなかったわけで、ものすごく正直に言うと過去曲をやっている新生LinQは違和感がありました。いや、やるなというわけではないのですが、私(だけではないと思うけれど)はどうしても比較してしまうんですよね。同じ曲でも「ああ、もうここで歌う○○ちゃんはいないんだな」とか。私は再開発前のLinQが好きすぎるのでしょう(笑)。動画で見る限りそこに新生感は、千紗ちゃん以外は全くありませんでした。といっても小さい画面では千紗ちゃんだけはなかなか見られないので、そこで見えるのは、メンバーの減ったLinQでしかなかったんですよね。
※千紗ちゃんは年末大感謝祭で初めて生で見ましただけなのですが、写真のイメージとは大きく違っていました。もっと幼い印象があったのですが、大人びた表情だなと。ちょっと加藤ローサさんを彷彿とさせました。

メンバーが減ったことで意思統一は図りやすくなっただろうし(打ち合わせする機会も増えたようですし)、今までみたいに定期公演でメンバーが毎回変わるので、フォーメーションを毎回覚える必要があったとか、そういうものは減って、よりパフォーマンスの向上に目を向けられるようになったんだとは思います。でも、一昨日の、わずかな時間で見ただけですが、それは感じられなかった。

とはいえ、間違いなくIQプロジェクトの中核を担うチームはLinQなわけです。今までいたメンバーとファンと共に築いてきた知名度、エイベックスというレーベル所属、妖怪ウォッチとのタイアップ…。再開発の効果は、他のグループには出ていても肝心のLinQがまだ出ていない。これが現状だと思います。


ではどうしたらいいんでしょう。
アイドル市場は飽和状態です。しかもたいていのことは他のグループが既にやっていたりします。そんな中で現状維持ではなく上を目指さなきゃならないというのは大変なんです。でも、そこに挑むからには、どうしたらいいのか。

あくまでも個人的な考えですが、今までやってきたことをやらなくなることじゃないかな、と思います。ある意味センターを固定しなくなったのはその方式ですよね。そして、待望の新曲「失恋フォトグラフ」もMYUちゃんの力強いボーカルから始まるという、今までにないパターンだなと。そこには「新しさ」があるんですよね。「失恋フォトグラフ」は写真で見る限りはさくらちゃんがセンターの印象を受けますし、MVでの「涙を流す」も新しいこと。

後はもっと広げて、アイドルグループがやってきたことをやらなくなること、かもしれません。極論を言えば一定期間、ライブもしなくてもいいのかもしれません。または、ツアーもソウル、大連、台北、福岡のアジア4都市ツアーとか。もっともいろんなアイドルグループがいるのである程度アイデアは出尽くされている部分もあるので難しいのですが、でも解体・再開発したアイドルグループはLinQだけですよね。似たようなメンバー再編成とかは他でもありますけれど、こんな名前付けたグループは間違いなくここだけ。とかそういうことかなと。やることは同じでも、表現次第で受け取り方は変わってきますからね。

新しい地図も、SMAP時代ではできなかったことをやっているから話題になっていますよね。

今のLinQの何よりの課題って、先が見えないことだと思うんですね。前みたいな「5周年でマリンメッセ」みたいなアドバルーンがないわけです。去年は解体・再開発というのが結果的にアドバルーンにはなってしまいましたけれど、2018年は何を目標にするのか。でも「2020年にマリンメッセ」はアドバルーンではないでしょう。オリコン一位ももはやアドバルーンとは言えないですよね。つまり、箱とか枚数とかランキングとかではないアドバルーンが必要です。

と言いながら今すぐ答えは出せないのですが、それは年明けに出させてください。


個人的な話をします。
私は長年勤めた会社を一年前に初めて辞めて、契約社員として今の会社に移りました。一年更新なので、パワーアップしないとすぐに切られてしまう立場です。プロ野球の外国人助っ人の気持ちがとてもわかるようになりました(笑)。

ただ、メンバーも個人事業主なんですよね。だからメンバー一人一人がいかに自分を磨いて力をつけるか、というのは元より、いかにして、そして何でメシを食っていくか、これにつきるんですよね。だから、ある意味似たような立場になって、少しですがメンバーの気持ちがわかるようになりました。
※この「メシを食わせるようにする」というのは、運営サイドの一貫した考えだと今回も話を伺って改めて思いました。

だから、突き詰めて言うと「どうやって生きるか」なんですよね。これは私自身環境が変わってものすごくわかるようになりました。そう考えると「新生LinQ」の新生は、新しく生まれ変わるではなく新しく生きる、という、生まれるではなく生きるの方の生なのかなと。そう、まさにトキヲイキルですよ(笑)。

私自身ジャンルも異なる会社に移って、日々苦戦しているわけですが、結局成果物を出すことが少しずつ自信につながっていくんですよね。その点では、ツアーで47公演を完走したことは間違いなく自信になったと思います。

そして今年のLinQで一番大変だったのは、ちあっきーだったと思います。なっちゃんが負傷で不在になったときも副副リーダーとしては大変だったでしょうし、新生LinQではリーダーという肩書きの人はいないですが、最年長メンバーとしてまとめる立場にはあったと思います。でも、まとめるのが得意なタイプではないと思うので。お疲れさまでした!


今年一年、本当にありがとうございました。
札幌に移ってもこうしてLinQファンで居続けられるのも、メンバーとファンの皆さんのおかげです。現場に行く回数は減りましたけれど、これからも見守り続け、そして応援していきたいと思います。きっと、遠く離れているからこそ見えるものもあるし、できることもある。そう思っています。あ。「White Drops」が流れたら私を思い出してください(笑)。もはやあの曲は聴けなくなりましたよ…涙腺崩壊すると思うので。

私にとって福岡は、帰ってくる場所です。

一年後、またここで皆さんと幸せに笑い合えますように。
皆さん、よいお年を。

※過去3年書いた各年のLinQという答えをまとめておきます



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