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キセキのキセキ

by Love in Qushu

LinQの解体・再開発プロジェクトは6/20の発表をもって終了となりました。
まずはメンバーの皆さん、半年間お疲れさまでした。続いてファンの皆さんもお疲れさまでした。振り回された日々だったと思います。

なんかこう「解体」「再開発」という言葉が一人歩きというか、振り回される形になり、なんだかなあ…という感じでしたが(振り回されるならもっといい言葉がいいし、そもそも「解体」「再開発」なんてアイドルグループに使う言葉ではないし。アイドルグループはマグロじゃないし築地市場でもないんだ人間なんだ)、とにもかくにも終わったわけです。

今回の終了を受けて、どうしようか散々迷った末、開始当時から講釈たれていた者が何も言わないのもどうなんだろう、と思うので、思うことを書くことにしました。思うことを書くだけですので、当然相容れないところもあると思います。あと、別に特定の誰かを擁護したいと思って書くわけでもないです。フラットに、思うことを書くだけです。ブログですから。


IQプロジェクトとかいうものが発足して、メンバーはいったんバラバラにされた上で3つの道に分かれることになりました。いったんフラットにして、どの道を選ぶか、をメンバーは求められたわけです。新生LinQというグループに進むのか、エンターテイメント集団(なんでンがないんだろう。でもミュージカル集団よりはいいか)に進むのか、それともこの機会に芸能界をやめるのか。

ファンの皆さんにとっては、この選択がメンバーの意思が反映されたものなのか、がとても気になるところだと思います。

この点についてはわかりません。メンバーの意思がどうだったのか、というのはメンバーがブログで話しているのでそれが一つの参考になるとは思います。「メンバーはああ言っているけれど実際は違う」と思う方もいるかもしれません。

私の話をしますが、今までの人生で「私はここに行きたい」と会社に訴えて、それが叶ったケースはとても少ないです。アイドルと会社は違いますけれど、でも、「この人の将来を考えたらこの人はここにいた方がいい」という判断というのは、どこでもある話だと思います。スポーツだって「オレは投手がやりたい」と言っても「この強肩なら外野手の方が」というのもあったりします。

希望を叶えることが全てではない、という部分もあります。判断する側の人間はたいてい、希望を申し入れる人より年輩です。それだけ人生経験もあるし、いろんな人を見ています。大局を見て判断できるわけです。もちろんその人の「目」がどうなのか、は問われるところですけれど。

一般論はここまで。
現行LinQにおいて、それはどうなのか。ファンの皆さんの不満はそこなのだと思います。メンバーの意向を反映しているの?ちゃんと見ているの?見ているその目そのものはどうなん?


一つだけ思うのは、メンバーの意向を聞く場は設けていたのではと思います。メンバーのブログを読むと、基本的には自分の意向を表明できる場はあったようです。中野が終わってその後メンバーのあずかり知らぬところで配属先が決まった…ということではないのではと思います。憶測です。

申し上げたいのは、もしメンバーの意向を全く無視するような体制なら、私はさじを投げています。こんなブログ書いてません。いや、わからないですけどね。騙されているのかもしれませんけれど。

ただ、それなりにメンバーとは向き合っているのでは…とは思います。一番つらいのは無視されることです。向き合ってくれるのってとても大事だと思います。向き合った上でなら「あー、(上の人が)これじゃダメだ」と判断もできますし。

話が長くなりましたが、6ヶ月間、メンバーは自分と向き合ったと思います。自分はこの先どうしたいの?どう生きたいの?We are、私たちではなくI am、私のことで考えてみよう。

私は、メンバーが自分で出した答えが今回のメンバーの進む道だと思います。進まされるのではなく進むんです。

LinQという名前は残りますが、そのメンバーはLinQに残った、のではなく、LinQに進んだのだと思います。

今回のIQプロジェクトってものすごくわかりづらくて、LinQという名前が残っているんです。残っているから、LinQメンバーが21人から10人+1人になったって見えてしまうんです。LinQに「残った」メンバー、という見方になってしまうんです。

私は違うと思います、残ったのではなく、選んだんです。進んだんです。

だったらLinQって名前残さずLinQ解散、メンバーを再配置、新グループ結成、の方がわかりやすいんです。
でも、それ、皆さん望みますか?

私は年末の講演会の時に、LinQというブランドを活かすためだけにLinQを残すのなら、LinQという名前を利用するだけならこのプロジェクトには反対だとお話ししました。一から立ち上げるよりは一定の知名度のあるブランドを「利用」した方が楽です。LinQというブランドを残して全く別の組織にしてしまうのなら私は反対でした。経営陣も店主も変わってしまった人気店を、ブランドを利用するために全く別のものにしてしまう…飲食店などではある話です。

私は「LinQをいったん解散して別の名前のグループにした方がよかったのでは」とちらっと思ったんですよね。でも、それだと、6年にわたって築き上げてきたものが無になってしまうって思ったんです。だって、メンバーとファンが築き上げてきたLinQという名前なんですから。

LinQを離れたメンバーも、もしLinQが世界に名が知られるすごいグループになったら「私、あのLinQの元メンバーなんです」って胸を張れると思うんです。離れたファンの人たちは「オレはあのLinQのヲタクだったんだ」と胸を張れるかどうかはちょっとわかりませんけれど、「あの○○って人と昔撮ったチェキがある」とかだったら胸を張れるかもしれませんね。

メンバーやファン(共に元を含む)と6年にわたって築き上げてきたLinQという名前をもっと大きくするチャンスなのでは…と。絶やさないようにする、そしてもっと強いものにできるチャンスなのでは…。

そう私は思います。

「あなたたちが心血注いできたLinQをもっと大きなものにします。」
それが今回の新生LinQなのだと思います。

いや、大きくしなくてもいい、という方もいると思います。今のままでもLinQという名前は残ると思います。世界に通用しなくてもいい。

ものすごくうまいメシ屋があったら「このおいしさをもっといろんな人に知って欲しい」と思うこともあります。一方で「知られたら人が殺到して行列ができたりすると困る」と思うこともあります。

私は、メンバーがどう思っているのかが大事だと思います。今の自分をどうしたいか。もっと自分をたくさんの人に知ってもらいたいか。

でも、芸能界ってそういう人たちの集まりだとは思います。


ものすごく長く、ダラダラと書きましたけれど、
思うのは、メンバーが進む道が今回の発表だということです。

新生LinQに進んだメンバーは大変だと思います。注目度は上がります。そして今までLinQを築き上げてきた人たちの思いをきちんと背負わないといけないわけです。その人たちがいたおかげでこうして新たなグループを立ち上げることができた。その名を汚すことはできないわけです。新生LinQで福岡市民会館と中野サンプラザを8割埋めるのに何年かかるでしょうね。

しかも新メンバーはもっと大変だと思います。

エンターテインメント、もとい、エンターテイメント集団に進んだメンバーは、これからはさらに個人名をブランドにしていかなければならないわけです。大変だけれど、自分がやった分だけ基本的に自分に返ってくるので、やりがいはものすごくあると思います。

芸能界を卒業するメンバーはこれからは今まで知らなかった道の世界に進むわけです。LinQにいたときのノウハウ全てが活きるわけではないのです。大変だけれど、他のメンバーと違って、より広い世界を見ることができると思います。違う能力であり、生きる術を身につけられると思います。

みんな、大変なんです。

でも、それが生きるってことだと思うんです。そこに勝ったとか負けたとかはないと思います。
唯一勝ち負けがあるとしたら、自分に勝ったか、というより克ったかどうかだと思います。


アイドルの運営って大変な仕事だなあって思います。私はやりたいとは全く思いません。だけれど、たぶんですけれど、人間にとって今後の人生の方向性を大きく左右する時期に関われること、間近で見られることの喜びなり重みがあるからやりがいがあるのかなあって思います。高校や大学の野球部と似ているなって。だって高校生や大学生って期間限定じゃないですか。高校の野球部はいわば期間限定ユニットです。甲子園は誰でも出られるわけではなく、3年間の在学中にしか権利がないからこそ重みがあるわけです。

そこに賭けてやっている部員の成長ぶりを目の当たりにできるわけですし、自分のアドバイスなど経験で部員がガラッと変わったりもします。

アイドルも基本的には期間が限られているわけです。その限られたもの、そしてその人にとって大きく人生を左右する時期に、自分が応援することで少しでもその人の人生に関われる…

アイドルファンってそういう部分があるのだと思います。そんなことないかな。「いやあ、別に好きな女の子が歌って踊っている姿見るだけで楽しいよ」かもしれないけれど。でも、輝いている瞬間を見届けたいというところは同じだと思います。

その人の人生に関われる。そこには運営もファンもないんでしょうね。


福岡市民会館で、中野サンプラザで。輝いているメンバーを皆さん見られたのではと思います。今まで積み上げてきたLinQがあったからこそ、立てたステージだったと思います。もうあのとき、メンバー一人一人は進む道を決めていたと思います。

メンバーはもう、昨日から次の道を歩み始めています。



福岡市民会館と中野サンプラザはそれぞれ軌跡と奇跡というサブタイトルがついていました。
よくよく考えてみたらこの二つの言葉って不思議ですね。一見読みが同じだけで関係のなさそうな言葉ですが、どちらにも「跡」という言葉が入ってますね。

軌跡は車輪の跡なわけで、足跡と同じと考えていいでしょう。一言で言うと過去、ですよね。奇跡ってまあ「奇妙なことが起こった」わけですけれど、なんで「跡」なんでしょうね。奇妙なことが起こった跡、で奇跡なんでしょうけれど。でもどこか過去ではなく未来を感じさせる言葉ですよね。

私はプロジェクトで奇跡が起こるとすれば、21名のLinQのまま活動を継続すること、でした。そういう意味では今回叶わなかったことになります。奇跡は起きなかったことになります。

ですが、21人全員が輝き続けるための貴重な経験を得た、ということは間違いなくあると思います。その点では21人全員がLinQという名の下ではないけれどそれぞれが活きる、輝ける活動というものを継続することはできるのかもしれません。

この6ヶ月間は軌跡の奇跡、つまり6ヶ月の奮闘の軌跡が奇跡を起こす、だと思っていましたけれど、

奇跡の軌跡、なのかもしれないですね。つまり、これから奇跡を起こすための軌跡。


その奇跡は新生LinQが起こすものではないんです。

21人+1人の人生がこれから起こす奇跡、なんです。


一連のプロジェクトに関するブログはこれでおしまいです。
みなさん、ありがとうございました。
元々やっていた「LinQという答え」シリーズのブログは、あの基盤が使い物にならないので(そりゃあの会社ですから)あちらではもう更新しないです。

推しは応援しますが、新生LinQを今までのような熱量で見るかどうか、は今はわかりません。IQプロジェクトなるものは、一地域の一プロジェクトとして注視しようとは思っています。IQプロジェクトに対抗できる新プロジェクト、ってどこかで聞いたような言葉ですが(笑)、はこの地で立ち上げようと思ってます。IDプロジェクトですね。そのときはもっとアイデンティティの伝わるロゴにします。

一地域の企業なり団体が全国を目指して戦う、というのはとても大事なことだと私は思います。せっかくのポテンシャルがあるのなら、全国にもっとその魅力を伝えるべきだと私は思います。それによってひいては日本が活性化します。例えば池袋東武の北海道物産展ってあれだけ盛り上がりますから。って、私は本当にいろんなことをLinQファンの皆さんから学んでいるんです。

ところがこれには問題があって、農作物とかそうなんですけれど、その地域の人たちはそれが全国に通用するようなものだと気づいていないことが多いんですよね。その魅力を伝えて全国に発信するのは、外部から来た人の役割だと思います。この話はLinQとは関係ないです。地方にいると見えてくる話ということで。

では。


Love in Qushu
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