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アンドロメダ

by Love in Qushu

8月20日の1035回定期公演で、LinQはいったん幕を閉じました。
これまでメンバーとして活動してきた皆さん、そして関わってきたスタッフの皆さん、そしてなによりファンの皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

実際に生で見ていない、メンバーのパフォーマンスやファンの感情を肌で感じていないライブについて語るのは本意ではないのですが、今回個人的な事情ということもあり、LINE LIVEで画面を通して見た今のLinQの最後の公演について、お話しさせて下さい。

私がLinQにハマったきっかけは2014年1月の、池袋・サンシャイン噴水広場での「カラフルデイズ」のリリイベの一曲の「Wake up」だったということは過去お話ししました。それから東京で何回かLinQを見て、初めてベストホールに行ったのが8月。今にして思えば遅いですが(笑)、飛行機に乗れない当時の私としては、福岡というのは遠い地で(なにせ9年行ってないので)、しかもLinQのためだけに行くというのはリスクが高く(高いお金払って行って「なーんだ」となるのが怖かった)、ホークスの試合とaikoさんのライブを組み合わせることで8月にしたわけです。

初めてベストホールで見たLinQのライブは、「やっぱりLinQは福岡で見なきゃダメだ」ということを思いっきり感じさせてくれるもので、早くも2週間後には夏祭りを見に行ったっけ。9年ぶりに訪れた福岡にたった2週間で(笑)。ただ、今にして思えばあの夏祭りは本当に楽しくて、というか何よりファンの皆さんが楽しんでいて、それでLinQの魅力(メンバーだけでなくトータルな意味で)にとりつかれたのかなと思います。

20日に行われた7人の卒業公演であり、現行LinQ最後の公演。画面を通して感じたのは、最後までしんみりさせない、笑いで終わるライブ、でした。

実は私は、LinQのライブで泣いたことはありません。いや、少し泣いたことはあるけれど、「たぶんこの公演終わったら号泣するだろうなあ」と、想像するだけで涙が出るような公演は、決まって泣くことなく終わりました。例えば5周年。例えば年末大感謝祭。例えば高木悠未生誕。例えば先日の中野サンプラザ。例えばこれが今のLinQを見る最後だと思っていて実際にそうなった7月17日二部の1023回公演。

涙を引っ込めさせたのは、まだこれで終わりじゃないというか、「まだこの先がある」という未来をメンバーが感じさせてくれたからだと思います。本当に泣くのはまだ先でいい。そう感じたから、涙が引っ込んだのかなと思います。

もちろん、先日の現行LinQ最後の公演で泣いた方もいらっしゃるでしょう。でも、悲しみにくれるだけでなく、どこかすがすがしい気持ちで泣いた、という方が多かったのではないでしょうか。

悲しい涙は似合わない。最後は笑って終わろう。だって、私たちには、そしてオレたちには続きがあるんだから。

たぶん、そういう空気がベストホールには流れていたのではないかと思います。

昨日の公演を画面越しで見ていて思ったのは、改めて、本当に個性豊かなメンバーがLinQは多かったなあ…と。大庭ちゃんかな、最後の方に「ウチらエンタメやから(なんでもあり)」みたいなことを言っていたけれどまさにそうだなと。LinQ自体がエンタメ集団だったわけです。

LinQファン歴3年半になりますけれど、なんでここまで人生を変えるくらいハマったんだろう…とふと振り返ると…

やっぱりそれは、一言で言うと「多様性」だったと思います。LinQは個性を光らせてナンボの集団、でした。その個性というのは何も長所だけじゃない。短所ですら個性、だったわけです。例えば本人はマイナス10だと思っていることでも、10もマイナスなら突き抜けていてそれは立派な個性になる。例えば同じ平均点5点でも、オール5点よりは10点と0点があっても平均点は5点で同じ。可もなく不可もなくよりは可もあり不可もありの方がいい。LinQはそういう場だったと思います。

「私こんな人間でこんなことしかできなくて取り柄もなくて…」
「いやいや、これができるんなら十分取り柄やん」
それがLinQだったと思います。「私、他のアイドルみたいに歌って踊れないしかわいくないし」という人でも、何か「これ」という個性があれば、それをキラリと輝かせてやろう。それがLinQだったと思います。

今のわかりやすい例では「今はまだまだ足りない」と言われたら「ああ、今の私はダメなんだ」と捉えるのではなく「今はまだダメだけれど私は最終兵器だから」というここちゃんがそうだと思います。

あと、LinQがLinQとして成立していたのは、何より伊藤ちゃんの存在が大きかったと思います。顔はデカイ、メンヘラ…そんな伊藤ちゃんでも輝ける場があり、しかも見事なまでにまぶしいくらいに自分から輝きを放ちだした(仕事で初めて会ったときと今とでは全然、本当に見違えるように彼女は変わっています)。

そういうグループだったからこそ、集まったファンの人たちも個性豊かな人たちばかりでした。まさに多様性そのものだったと思います。一つ言えるのは、ライブだけでなくライブ以外の、ライブを取り巻く全てを楽しんでいた人たちだった、と思います。

私はサッカークラブではFC東京が好きなのですが、彼らは「バス囲むより鍋囲め」なんて言うくらい、勝ち負けだけでなくそれ以外も楽しんじゃう気質があるんですね。私は当初浦和をきっかけにサッカーにハマりだしたのですが、彼らの気質が私に合って推し変した経緯があります。先日札幌で試合があったときも、翌日は全道に散って各地のグルメを食い尽くして帰ったほど。試合も大事ですが、その試合を取り巻くもの全てを楽しんでしまう、楽しまなくてどうするの、という気質なんですね。

LinQファンもその傾向が強かったと思います。メンバーの応援も大事だけれど、それ以外も楽しもう。今にして思えば3年前の夏祭りで見られたLinQファンの気質が、今の私を形作ったのかもしれません。

メンバー一人一人の個性の輝きが、ファンにも移ってファン一人一人が輝いた。
それがLinQだったんだなあと今思います。

最後の公演から一日たっていますが、推しが卒業したファンの方もどこか悲しみというよりは「メンバーの次のステップを応援しよう」という雰囲気になっていると思いますし、エンタメ集団の恋愛解禁メンバーの推しの方は「これでオレと恋愛できる」という勘違い…おっと、そんな歓喜?がなんとなく伝わってきます。

あの最後の公演は、最後を「ハレハレ☆パレード」で締めたように(私は「for you」だと思ってました)、最後の最後までしんみりさを感じさせず、「スカッ」っと終わらせた気がしています。だからこそ、そのすがすがしさからダブル替え玉も起きなかったのかなと思います(ダブル替え玉をやらなかったのはファンが最後の最後まで貫いた一種のプライドだったと見ていて思いました)。

これで終わりじゃない。卒業するメンバーには未来がある。オレたちはこれからの彼女たちの未来を応援し、共に生きるんだ、「トモニイキル」んだ。

メンバー一人一人の輝きに引き寄せられたファン…その輝きに呼応して、周辺に集まったファンまで輝き出す…

それは、いわば銀河なんだろうなと。いや、銀河なんて大げさだな、現実離れしちゃうな、と思って考えて思い浮かんだのがアンドロメダ、でした。そういえば大好きなaikoさんの歌にアンドロメダってあったなあ、そう思って歌詞を見たらまあこれが…

これでいったんLinQは終わりです。さくらちゃんが書いていましたけれど、新生LinQのメンバーも、今のLinQを卒業したと言えるわけです。新生LinQはどうなっていくのでしょう。

私が気になるのは、個性が輝けるグループになれるのかどうか、です。今までは21人、過去はもっと多くの個性の集まる集団でした。21人いれば21の輝きのあるグループ、それがLinQでした。これからは11人。11の個性しかないグループとも言えます。個人的に個性の輝きが生命線とも言えるグループでこれから輝くことができるのか。個性というのは抑圧されることだってあります。抑圧されても自分をちゃんと出せるのか(これが既にできているメンバーが一人います。個人的に彼女には注目しています)。

3年前初めてベストホールに行ったときに書いたのがこちらのブログです。何のことはない、このとき既に(私の中での)LinQの本質はつかんでいたんだなと思いました。だからハマったんでしょうね。

これからも今までLinQにいたメンバーみんなには輝いていて欲しいし、私も負けじと輝きたいと思います。そして、皆さんと一緒に輝いて、今の、そして今までのメンバーたちを光で見守り続けられたらって思います。

本当はもっといろいろと書こうと思ったのですが、それはまた改めて…


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