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IQ OK? I'm OK♡

by Love in Qushu

2018年も毎年恒例のIQプロジェクトの年末大感謝祭が行われた(元々はLinQ単独の年末大感謝祭だったが、2017年にIQプロジェクトが発足してからこう変わった)。

私自身は10月以来のベストホールだったが、トキヲイキルは4月の舞台以来だったし、ましてや7月に結成されたHello Youthはまだ見たことがなく、という状況だった。だから、ステージ上でやる曲があまりわからなくて、ポカーンという状態だった。研究生公演は少しは見ていたとは言え「誰だろう」というメンバーも多くて、IQプロジェクトは広がりすぎてもう追いかけるのに限界があるなあと思った。

終演後の物販は、LinQ、トキヲイキル、IQプロジェクト研究生、Hello Youth、そしてCHiSEMiKU、桜愛美、天野なつの4グループに分かれていて、ファンもくっきり分かれて(多少はグループ間の行き来はあるけれど)。それぞれのグループには今まで見かけなかったファンが増え…(つまり単に四分割されたわけではない)と、今のIQプロジェクトの状況がよくわかる光景だった。

2018年は、アイドルグループの解散が相次いだ一年だった。それはもちろんメンバーがある程度の年齢に達して次のステージに進むため、というのもあるけれど、昔ほどアイドル市場が盛り上がらなくなっているというのも一因だと思う。いや、乃木坂や欅坂の勢いはすごいし市場規模自体は大して変わっていないのかもしれないが、間違いなく右肩上がりの成長市場ではないだろう(乃木坂だってヤフオクドームの公演で一般発売どころかWEB上とはいえ公演当日20時まで券を販売したくらいだし)。今から新規事業でアイドル事業に参入します、というケースはほとんどないと思う。

そう考えると、Hello Youthという新グループまで誕生させたIQプロジェクトは、事業としては縮小ではなく拡大路線と言えるわけで(トキヲイキルで舞台という新規事業にも乗り出している)、よくここまでやっているなあと思う。ただ、収支まで拡大なのかというと間違いなく違うだろう。本当は4グループもできたのなら、4グループでそれぞれ新規ファンをつけて拡大していかなければならないのに、年末大感謝祭の会場は相変わらず200人ちょっとのベストホールで、かつ当日券も出る状況。

今は単にファンを4分割しただけになっているといえる。もちろん新規のファンも増えているけれど過去のファンが抜けているので結果的にプラスマイナスゼロ、というのが今の状況。これが果たして一年後はどうなっているのだろうか。

という固い話はさておき…

HelloYouthは今までのIQプロジェクトにはない楽曲の世界が広がっていて、個人的にはもっと聞いてみたいと思った。これは誰からも同意されないだろうけれど、坂道系を彷彿とさせた。

あと、これは一日目に紅組がやったんだけれど「I'm OK♡」は、智聖さんまでIQプロジェクト研究生の衣装を着て踊って、途中で力尽きて倒れるというちょっとしたコント仕立てになっていて見ていて楽しかった。

これを見ながら思ったけれど…今年は12回も福岡に来たけれど、一番見た曲がこの「I'm OK♡」だったかもしれなくて。基本的にLinQの現場に行くことが多かったけれど、OPで登場したりとか、なにげに頻繁に目にしていたなあ…と。

IQプロジェクトをあまり知らない人に簡単に説明すると、LinQが解体されて新生LinQとトキヲイキルが誕生したのが2017年9月。そしてその年の11月から2018年3月にかけて行われたオーディションを経て、4月にIQプロジェクト研究生が発足した(厳密に言えばジョブ・ネット研究生だったBudLaBを名称変更した格好というところか)。つまりIQプロジェクトの所属メンバーが一気に増えたと言うことだ。

で、そのIQプロジェクト研究生の公演が4月からスタートし、そこではLinQやBudLaB曲をやるんだけれど、彼女たちの持ち歌として誕生したのが「I'm OK♡」という曲だったわけです。

なので2018年は単にLinQをバラしただけ、の状況から下部組織が拡張されたことで一気に未来が広がった年だったなあと。研究生公演は何回か見たけれどめちゃくちゃ盛り上がっていたのが印象的だった。

そう考えると、IQプロジェクト研究生は、LinQをぶっ壊してまで発足させたばかりの、不安だらけのIQプロジェクトに光を差した存在だった。そんな彼女たちの初めての、かつ発足当初唯一の持ち曲だった「I'm OK♡」は、キラキラした楽曲のテイストと合わせてこれからのIQプロジェクト、といういわば希望の曲だったかもしれない。

またこの「I'm OK♡」という言葉が絶妙で、けっこう気軽に使いたくなる言葉だと思う。あとこれはファン方にも言われたのが、いわゆる典型的なアイドル曲というのも大きかったと。確かにこういう曲はかつてのLinQには存在してなかったと思う(「チャイムが終われば」に近いと思うけれどそれよりさらにキラキラしている)。

年末大感謝祭のラストは、所属の各グループが順に楽曲を披露したのだけれど、トリはLinQではなくIQプロジェクト研究生だった、というのも何より今年を物語っていたと思うし、曲の途中で、LinQとHelloYouthに移ったメンバーが加わって結成当時の公演メンバーが一時的に復活して、さらに最後の方にはIQプロジェクト全メンバーが登場して一緒に踊る光景というのは壮観だった。

見ていて思ったのは、「I'm OK♡」って校歌だなと。最近バレーボールをたくさん見ていて、チームを学校の概念で見ることが増えたのもあるけれど、智聖さんやなっちゃんと言ったいわばOBまでが一緒に参加し踊る曲、というのはいいなと思った。これが

あと。

個人的に紅組はなっちゃんの見せ場が多かった印象がある。「SUMMER DAYS」までやったくらいだ。考えてみればなっちゃんは2年ぶりの年末大感謝祭だったわけだ(去年はリハビリ明けのため司会のみ)。歌ってバリバリ踊るなっちゃんを見られたのはとても感慨深かったけれど、こういう彼女を見られるのは年末大感謝祭だけなのだろう…(アイドルしている伊藤ちゃんを見られるのも実質この年末大感謝祭くらいか)。

これは同じ紅組団長の智聖さんがそういう場を用意したんじゃないかなあと思った。

最後はソロシンガーとして登場して、ベストホールのステージを一人で走り回って歌っていたけれど、今までLinQというグループの中で歌っていた彼女が広いステージを一人で独占して走り回る姿は、

…思えば2018年は1月の卒業発表、6月の卒業公演、9月のソロデビューと激動だったわけで。

ああ、今にして思えばこれも「未来」を見られた時間だったんだろうな。

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